· 

「世界一受けたい授業」(令和元年8月31日放送分)への質問について

 全国理容生活衛生同業組合連合会(大森利夫理事長)は、日本テレビ放送により令和元年8月31日に放送された「世界一受けたい授業」で、慶田明子医師(銀座クリニック)監修のもと美肌菌が失われる恐れがある原因として「剃刀での顔剃り」と「間違った洗顔」を取り上げたことが、理容業の主たる業務であるシェービングへの誤解を生む内容だったとして、その根拠の明示を求め質問をおこなったところ、廣瀬由紀子日本テレビ放送網株式会社情報政策局プロデューサーならびに河邊明宏チーフプロデューサーより、『あくまでも「家庭でおこなうセルフシェービング」に関してケアーと頻度の注意喚起を放送したもので、理容の業務であるシェービングを否定した内容では全くなく、その意図もございません』とし『放送をご覧になった理容業の方々に一部誤解を抱かせました事は本意ではありません。頂いたご意見は番組関係者一同共有し精進します』との回答を得た。

 

 国家資格である理容師免許を取得した理容師にのみ許されるシェービングは、正しい知識と高い技術の下に行われるもので、うぶ毛や髭を剃るのはもちろんのこと、古く固くなった不要な角質を取り除き、リンパの流れや筋肉の方向に沿って優しく丁寧に剃刀を運行することにより、老廃物の排出を促し、新陳代謝を活発にすることから美肌を生む効果を期待できる施術であるといえます。