滋賀県理容組合(宇野 臣一 理事長)大津市保健所管内 大津・瀬田・滋賀支部ならびに甲賀保健所管内 甲賀・信楽・南甲賀支部は令和4年9月5日(月)、令和4年度 新型コロナウイルス(オミクロン株 XE系統等変異株)対応・全国衛生順守運動 衛生消毒講習会を開催しました。
そのうち、大津・瀬田・滋賀の3支部においては、午前10より大津市ふれあいプラザ(明日都浜大津)を会場に、大津市保健所 衛生課 生活衛生係 石田 和久 氏を講師にお招きし、新型コロナウイルス感染症への対応として第7波の現状と昨年11月に改定となった業界ガイドラインを再度徹底すること、カット中はお互いがマスクをしていてもシェービングの際はお客様のマスクを外すことから、会話を控えることが濃厚接触、感染を防止するうえで大変重要であること、理容所における消毒方法として各種感染症へ対応した正しい消毒の方法を再確認しました。
また、理容所における保健所への手続きについて、従業員の雇用や解雇、相続、合併・分割による継承、理容所の構造設備に変更などがあった際には必ず保健所へ届け出る必要があることも確認しました。
標記講習会の開催に当たっては、会場入り口に手指消毒用のアルコールを設置するとともに検温を実施し、LINE公式アカウント 滋賀県-新型コロナ対策パーソナルサポートを活用した感染拡大防止システム「もしサポ滋賀」の利用を呼びかけ、会場においては換気、マスクの着用と参加者同士のソーシャルディスタンスを十分に確保するなど感染予防対策をおこないました。
写真左、中:参加者はマスクを着用し、対人距離を確保しての受講
写真右:大津市保健所 石田 和久 講師による講義
写真左:会場入り口での検温、手指消毒の実施と「もしサポ滋賀」を案内
写真中:フェースシールドを着用しての受付業務
甲賀・南甲賀・信楽支部は甲賀保健所を会場に、生活衛生係 杉内 正樹 氏から理容店での衛生管理について学びました。甲賀保健所のご厚意で例年よりも大きな会議室をご準備いただき、新型コロナウイルス感染症対策を十分に取った上での開催となりました。
新型コロナウイルス感染症については、HER-SYSのような感染者の管理システムについての説明があり、その際の検査キットに関する質問には、講師が即座に関係部署に電話で確認するなど正確な情報をお伝えいただけました。
店舗での感染拡大を阻止するのはもちろんですが、誰がいつどこで感染してもおかしくない状況だけに、家族間で陽性や濃厚接触者となった際の対応についても確認できた講習となりました。
また、同会場の駐車場にレントゲン検査車を出動依頼し、消毒講習受講前に結核検査の受診をいただきました。
理容組合加盟店では、昭和63年度から毎年衛生順守運動『衛生消毒講習会』を実施し、衛生消毒に対する意識を高め、完全な消毒を実施できるよう再認識する機会としています。また、滋賀県理容組合加盟店では、日本において新型コロナウイルス感染症が確認された2020年からは、新型コロナウイルス感染症についても学び、感染の拡大を防止するための衛生管理および消毒の方法も確認する機会としています。
なお、その他の滋賀県下 5保健所6会場にて予定されていた標記講習会は、新型コロナウイルスの第7波による保健所業務のひっ迫を受けて延期となりましたが、状況に応じて今年度内に開催できるよう、各保健所ごとに調整をはじめました。日程が決まり次第所属支部より開催の案内が通知されます。
本年度の標記講習会を受講した組合加盟店には、以下の修了証およびステッカー等が配布され店舗に掲示されます。お客様の安心安全なお店選びの目印となります。
【 令和4年度 新型コロナウイルス オミクロン株 XE系統等変異株 対応 衛生消毒講習会 修了証書 】
【 令和4年度 衛生消毒講習会受講証書とステッカーならびに缶バッチ 】